レビス リウマチ因子IgG 型−マウス ELISA KIT
レビス リウマチ因子IgG 型−マウス ELISA KIT
研究用試薬 (Code No.:AKRRG-101)
改訂 2010年3月1日
キットに同梱された最新版の取扱説明書のみに従って測定を実施して下さい。
目 次
1.使用目的 |
2.キットの保存と使用期限 |
3.イントロダクション |
4.測定原理 |
5.注意事項 |
6.技術上のヒント |
7.構成品 |
8.添付されていないが必要な器具 |
9.試薬の調製 |
10.検体の調製 |
11.測定操作法 |
12.計算 |
13.キットの性能 |
14.参考文献 |
15.トラブルシューティングとQ&A |
測定操作概要 |
ワークシート |
1.使用目的
特長
●全反応時間は4 時間20 分です。
●マウス血清または血漿中のIgG 型リウマチ因子抗体価を測定します。
●微量な検体(標準操作法は5μl)で測定可能です。
●1 キットは96 ウエルです。
●標準品はマウス由来のものです。
●すべての試薬は溶液タイプです。
2.キットの保存と使用期限
キットは2〜8℃で保存して下さい。この保存条件下でキットは使用期限(外箱のラベルに記載)までは安定です。
開封した各試薬につきましては、保管の状態により、影響を受ける可能性がありますので早めのご使用を推奨します。
3.イントロダクション
ヒトと同様な自己免疫疾患を自然発症する実験動物や人工的に炎症を発症させた実験動物を使用して自己免疫疾患の機序解明と新薬の研究が今日進められている。自然発症する代表的なマウスの系統としてはMRL/lpr マウスが多くの実験に使用されている。MRL/lpr マウスはリンパ節腫瘍とともに腎炎、血管炎、関節炎をかなり高率に発症するのでヒト慢性関節リウマチ(RA)のモデルを含むヒトの自己免疫疾患の発生機序を解明する有効なモデルとなっている。MRL/lpr マウスの血清中に検出される自己抗体にはIgG 型リウマチ因子(RF)、IgM 型リウマチ因子(RF)、抗ssDNA 抗体、抗dsDNA 抗体、抗Sm 抗体などがある。これら疾患動物血清中の自己抗体価を標準抗体価検量線を用いユニット換算させることにより測定間での数値的な比較を可能にした。
4.測定原理
本キットは、標準品、検体を抗原を固相化したマイクロプレートウエル中でインキュベートします。2 時間のインキュベーションと洗浄後、ペルオキシダーゼ結合抗リウマチ因子IgG 型抗体を加え捕捉された抗リウマチ因子IgG 型抗体とともに2 時間インキュベートします。洗浄後、ウエルに残ったペルオキシダーゼを発色液(TMB)と反応させます。反応は酸性の溶液の添加で停止され、反応の結果生じた黄色の産物が450nm(副波長620nm)で比色測定されます。吸光度は抗リウマチ因子IgG 型抗体濃度にほぼ比例します。標準品濃度に対して吸光度をプロットすることで標準曲線が作られ、この標準曲線を使って未知検体中の濃度が決定されます。
5.注意事項
●本キットはELISA 法の研修を終了した方、または指導者の下でご使用下さい。
用手法操作で測定する際にはピペッティング操作の再現性が安定した方がご使用下さい。
●準備並びに本キット操作中は手袋、眼鏡、保護用着衣を身につけて下さい。
●試薬類を皮膚に付けないで下さい。本キットの試薬が誤って、目、口、傷口、皮膚等に付着した場合は直ちに水道水で充分に洗い流す等の応急処置を行い、必要な場合は医師の手当てを受けて下さい。
●本キットを使用している場所では飲食や喫煙をしないで下さい。
●本キットは動物由来の成分を含んでいます。測定検体と同様、感染の危険性があるものとして充分注意して取り扱って下さい。
●加熱非動化した検体は、使用しないで下さい。
●試薬類は口でピペッティングしないで下さい。
●ロット番号の違うものとは混ぜて使わないで下さい。
●各ステップでの静置反応時には、ウエルの乾燥、異物の混入、分注試薬の蒸発を防止する為、必ずプレートカバーを被せて下さい。
●ELISA法は測定環境により影響を受けます。測定操作、静置反応場所の室温:20〜25℃(実験台上またはインキュベータ内温度)を厳守して下さい。また、風速(エアコン風も含む):0.4m/sec*以上、湿度30%未満の環境下での測定は避けて下さい。
*風速0.4m/secの目安は当ホームページ内:ELISA技術情報をご参照下さい。
なぜデング熱は、ブレーク骨熱と呼ばれ
6.技術上のヒント
●検体と試薬に不純物が混ざらないように気をつけて下さい。1ウエル/1チップのご使用をお薦めします。
●発色液は96 ウエルプレートに使用するまではほぼ無色または澄明です。光を避けて保存して下さい。
●反応停止液は96 ウエルプレートに使用するまでは無色です。反応停止液をウエルに入れるとすぐに青から黄色に変わります。
●やむを得ず、測定操作を、風速:0.4m/sec以上、湿度30%未満の環境下で実施する場合には、各ステップの静置反応時、プレートカバーをすることに加え、各ウエルの密閉度を上げる措置を講じて下さい。
例)パラフィルムでウエルを覆い、その上にプレートカバーを被せる、またはインキュベータ内、発砲スチロール製箱内で静置反応させる等。測定室の環境条件により対策方法が異なる場合がありますので、詳細を当ホームページ内:ELISA技術情報でご確認下さい(ご不明な際にはお問い合わせ下さい)。
●使用済みの検体、使用した消耗品等は1%ホルマリン、2%グルタールアルデヒドまたは0.1%以上の次亜塩素酸ナトリウム溶液に1 時間以上浸けて下さい。またはオートクレーブ滅菌処理して廃棄して下さい。また、使用した消耗品や未使用の薬品類は所属先施設の規定並びに各地域の法令にしたがって破棄して下さい。
7.構成品
構 成 品 | 状 態 | 容 量 |
(A) 抗原固相化96 ウエルプレート | そのまま使用 | 96 wells(8×12)/1 枚 |
---|---|---|
(B) 標準溶液(10000mU/ml)※ | 濃縮液 | 100μl/1 本 |
(C) 緩衝液 | そのまま使用 | 60ml/1 本 |
(D) 標識抗体(ペルオキシダーゼ結合抗体) | 濃縮液 | 20μl/1 本 |
(E) 発色液(TMB) | そのまま使用 | 12ml/1 本 |
(F) 反応停止液(1M H2SO4)※取扱注意 | そのまま使用 | 12ml/1 本 |
(G) 濃縮洗浄液(10x) | 濃縮液 | 100ml/1 本 |
プレートカバー | 1 枚 | |
取扱説明書 | 1 部 |
(※:ロットにより若干、値が異なります。)
8.添付されていないが必要な器具
●精製水(蒸留水)
●標準溶液希釈用試験管
●洗浄液(希釈用溶液)用ガラス器具(メスシリンダー・瓶)
●チップ交換型ピペット(使い捨てチップで5μl を正確にピペットできるもの、及び50-500μl を正確にピペットできるもの)
●連続分注ピペット(例Eppendorf のmultipette plus)、100μl を連続分注できるもの
●ペーパータオル等の吸水性のあるもの(洗浄後にプレートに残った液を取り除く)
●撹拌器 (Vortex タイプ)
●96 ウエルプレート用シェイカー(約800 rpm)
●96 ウエルプレートリーダー(450 ±10 nm 、620nm:600〜650nm)
●データ分析用ソフトウェア(あれば好ましい)
9.試薬の調製
*測定に必要な分だけ試薬を調製して下さい。(ご不明な際にはお問い合わせ下さい。)
*キット外箱のラベルに記載されている有効期限の過ぎた試薬は使用しないで下さい。
●室温化後そのまま使用できる試薬類
安定性と保存方法
未使用(冷蔵状態を保った状態でシールを剥がしてない。)抗原固相化ストリップは同梱のジップシールのついたパックに戻し、そのまま2〜8℃で保存して下さい。有効期限内安定性を保ちます。
[緩衝液]及び[発色液(TMB)]
安定性と保存方法
一部の溶液を使用する際には必要量より少し多めの量を別の容器に移し、残りは室温に戻さないで直ちに蓋をしっかり閉め、2〜8℃で保存して下さい。有効期限内安定性を保ちます。
[反応停止液(1M H2SO4)]※取扱注意
安定性と保存方法
使い残りを保存する場合は、蓋をしっかりと閉め、2〜8℃で保存して下さい。有効期限内安定性を保ちます。
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●濃縮された試薬類
濃縮洗浄液(10x)を室温化された精製水(蒸留水)で10 倍に希釈して実用希釈倍率1x 溶液を調製して下さい。
例:100ml の濃縮洗浄液(10x)+900ml の精製水(蒸留水)(96 ウエル全てを使用する場合)
安定性と保存方法
濃縮洗浄液(10x)を保存する場合は、蓋をしっかりと閉め、2〜8℃で保存して下さい。有効期限内安定性を保ちます。使用残りの希釈済み液は廃棄して下さい。
[標準溶液(10000mU/ml)];抗体価標準曲線作製用
標準溶液(10000mU/ml)(原液)を使って以下のように標準溶液を準備して下さい。
これは一例です。
標準溶液の容量 | 緩衝液 | 濃度(mU/ml) | |
原液50μl | 450μl | 1000 | |
1000mU/ml 溶液250μl | 250μl | 500 | |
500mU/ml 溶液250μl | 250μl | 250 | |
250mU/ml 溶液250μl | 250μl | 125 | |
125mU/ml 溶液250μl | 250μl | 62.5 | |
62.5mU/ml 溶液250μl | 250μl | 31.3 | |
31.3mU/ml 溶液250μl | 250μl | 15.6 | |
0 (ブランク) | 250μl | 0 |
キットを分割して使用する際には使用する直前に冷蔵庫より取り出し希釈調製し、残りの原液は室温に戻さないで直ちに蓋をしっかりと閉め、2〜8℃で保存して下さい。有効期限内安定性を保ちます。希釈した各標準溶液は直ちに使用し、保存はしないで下さい。
[ペルオキシダーゼ結合抗体]
20μl を充分分取できる量をご提供しています。
濃縮液を緩衝液で2000 倍に希釈して下さい(2 段階希釈をお薦めします)。
安定性と保存方法
キットを分割して使用する際には使用する直前に冷蔵庫より取り出し希釈調製し、残りの原液は室温に戻さないで直ちに蓋をしっかりと閉め、2〜8℃で保存して下さい。有効期限内安定性を保ちます。使用残りの希釈済み液は廃棄して下さい。
10.検体の調製
安定性と保存方法
検体は採取後すぐに測定するか、1 週間以内に測定する場合は2〜8℃で保存して下さい。また、長期に保存する場合は-35℃以下で凍結保管して下さい。凍結した検体は測定する直前に解凍し充分に撹拌して下さい。繰り返しの凍結融解は避けて下さい。正しい結果が得られない原因になります。
11.測定操作法
「抗原固相化プレートのシールは、プレートが充分に室温に戻ってから剥がして下さい。」
(1) あらかじめ調製した洗浄液を各ウエルに満たし3 回洗浄*します。その後ペーパータオルなどの上でプレートを逆さにし、軽く叩きつけるようにしてウエルに残った液を取り除きます。
(2) 標準(抗体)溶液、または希釈検体を各ウエルに100μl ずつ分注します。
(3) マイクロプレート振とう器などを用いて撹拌**します。
(4) プレートカバーを被せ、室温(20〜25℃)で2 時間静置します。
(5) 反応終了後、反応液を捨て洗浄液を各ウエルに満たし3 回洗浄*します。その後、ペーパータオルなどの上にプレートを逆さにし、軽く叩きつけるようにしてウエルに残った液を取り除きます。
(6) 各ウエルに、ペルオキシダーゼ結合抗体を100μl ずつ分注します。マイクロプレート振とう器などを用いて撹拌**します。
(7) プレートカバーを被せ、室温(20〜25℃)で2 時間静置します。
(8) 反応終了後、反応液を捨て洗浄液を各ウエルに満たし3 回洗浄*します。その後、ペーパータオルなどの上にプレートを逆さにし、軽く叩きつけるようにしてウエルに残った液を取り除きます。
(9) 各ウエルに発色液を100μl ずつ分注します。マイクロプレート振とう器などを用いて撹拌**します。
(10)プレートカバーを被せ、室温(20〜25℃)で20 分間静置します。
(11)各ウエルに反応停止液を100μl ずつ分注し、発色反応を停止します。
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(12)撹拌**後マイクロプレート用分光光度計で450nm(副波長620nm)での吸光度を測定します。
副波長は600〜650nm の範囲で使用できます。
注意
洗浄液の液量目安は300μl/ウエルです。
プレート洗浄機ご使用の場合の圧力目安:5〜25ml/分(ノズルの径により異なります)
洗浄液排出後の乾燥にご注意下さい。
**撹拌の目安:800rpm-10 秒間×3 回
図1:ワークシート(例)
Strip 1&2 | Strip 3&4 | Strip 5&6 | Strip 7&8 | Strip 9&10 | Strip 11&12 | |
A | 1000mU/ml | ポジコン | 検体8 | 検体16 | 検体24 | 検体32 |
B | 500mU/ml | 検体1 | 検体9 | 検体17 | 検体25 | 検体33 |
C | 250mU/ml | 検体2 | 検体10 | 検体18 | 検体26 | 検体34 |
D | 125mU/ml | 検体3 | 検体11 | 検体29 | 検体27 | 検体35 |
E | 62.5mU/ml | 検体4 | 検体12 | 検体20 | 検体28 | 検体36 |
F | 31.3mU/ml | 検体5 | 検体13 | 検体21 | 検体29 | 検体37 |
G | 15.6mU/ml | 検体6 | 検体14 | 検体22 | 検体30 | 検体38 |
H | 0 | 検体7 | 検体15 | 検体23 | 検体31 | 検体39 |
12.計算
*検体の吸光度が標準曲線吸光度より外れた場合は緩衝液にて適当倍率に調製し再度測定を実施して下さい。
*一番高濃度の標準溶液の吸光度付近の検体は緩衝液にて適当倍率に調製し再度測定することをお薦め致します。
*コンピュータソフトでの演算処理では、3 次多項式または4 パラメーターの使用をお薦め致します。
*本キットの測定値は、マウス検体中のIgG 型リウマチ因子抗体価を便宜上定めた数値であり、同一項目の弊社キットを使用して他施設での測定値と比較する上に決めた数値です。マウスの臨床所見は臨床症状や他の検査結果などを総合的に判断して行う事が必要です。
13.キットの性能
●測定範囲
マウスIgG 型リウマチ因子抗体価を15.6〜1000mU/ml の範囲で測定できます。
●特異性
このELISA 系で使用されている標識抗体はマウスIgG 型リウマチ因子抗体に対して特異的です。マウスIgM との交差性は検出感度以下です。
●精度試験
(1)アッセイ内変動(N=30) 平均C.V.値は6.9%
(2)日差再現性試験(N=30、3 日間) 平均C.V.値は8.7%
14.参考文献
炎症 Vol.20 No.6 November2000
15.トラブルシューティングとQ&A
可能な解釈
1)標準品や検体の入れ忘れ。
2)発色に関連する試薬溶液の入れ忘れ。
3)発色に関連する試薬溶液の取り違えや希釈調製不良。
4)酵素阻害剤の混入。
5)キット保管温度の影響(凍結した場合)。
6)プレートの過剰な洗浄。
7)発色液の温度が低かった。
可能な解釈
洗浄が不適当,不完全であった。
(ペルオキシダーゼ結合抗体と反応後の洗浄回数3 回を同じ流速で4〜6 回に増やして下さい。)
可能な解釈
1)洗浄が不適当,不完全であった。
2)標準品や管理血清,または検体の撹拌が不充分であった(凍結検体の撹拌は充分に行って下さい)。
3)ピペッティング操作が一定ではなかった。
A-1 :できます。プレートに貼られた透明シールをストリップの間にそってカッターなどで切り離してご使用下さい。使用しないプレートはシールを貼った状態で冷蔵庫に保管して下さい。
更に詳しいトラブルシューティングやQ&A は当ホームページ会員サイトをご覧下さい。
測定操作概要
□ウエルプレート、試薬類を充分に室温に戻して下さい。
□濃縮洗浄液の希釈 :室温化された精製水で、10 倍に希釈して下さい。
□標準溶液の希釈(例):室温化された緩衝液で、希釈して下さい。
註)*ひとつ高濃度の標準溶液
□ポジティブ検体の作製、検体の調製。
□ | 抗原固相化96 ウエルプレート | |
□ | ↓洗浄3 回* | |
□ | 希釈検体または標準(抗体)溶液 | 100μl |
□ | ↓撹拌**、室温、2 時間反応(静置***) | |
□ | ↓洗浄3 回* | |
□ | ペルオキシダーゼ結合抗体の希釈 室温化された緩衝液で、2000 倍に希釈して下さい。 | |
□ | ↓洗浄3 回* | |
□ | ペルオキシダーゼ結合抗体 | 100μl |
□ | ↓撹拌**、室温、2 時間反応(静置***) | |
□ | ↓洗浄3 回* | |
□ | 発色液 (TMB) | 100μl |
□ | ↓撹拌**、室温、20 分間反応(静置***) | |
□ | 反応停止液 (1M H2SO4 )※取扱注意 | 100μl |
□ | ↓撹拌** | |
□ | 吸光度測定(主波長450nm、副波長 620nm) | |
室温:20〜25℃ |
*プレート洗浄機またはピペットで洗浄液を加える場合の液量目安:300μl/ウエル
プレート洗浄機圧力目安:5〜25ml/分(ノズルの径により異なります)
洗浄液排出後の乾燥にご注意下さい。
**撹拌の目安:800rpm-10 秒間×3 回
副波長は600〜650nm の範囲で設定して下さい。
ワークシート
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
A | ||||||||||||
B | ||||||||||||
C | ||||||||||||
D | ||||||||||||
E | ||||||||||||
F | ||||||||||||
G | ||||||||||||
H |
【貯法】 ;2〜8℃、暗所(凍結厳禁)
【有効期限】 ;製造日から6 ヶ月間(使用期限は外箱上蓋のラベル内に表示)
【英語表記】 ;Mouse IgG Rheumatoid Factor ELISA KIT(AKRRG-101,Shibayagi,Gunma,Japan)
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